全科目、無学年、定額制、指導回数無制限の理由
ファイの指導は、全科目指導を標準としています。
また、無学年制のため、授業は学年による区分けもありません。
そもそも科目や学年の区分けは大人の事情で作られたものであり、子どもの興味には科目や学年の区分けが存在しないからです。
例えば、
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円周率はどうやって出すの?
と聞いてきた小学4年生がいました。
これは科目的には算数ですが、学年はどうなるでしょう。
円周率を習う学年は5年生ですが、円周率の出し方までは習いません。
東大の入試で出てきたくらいですから、高校生の内容と思いきや、高校でも習いません。
つまり、教科書通り勉強していても、この子の疑問は解決するタイミングがないのです。
とある漫画を読んで、
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マクロファージについて教えて欲しい!
と言ってきた小学校3年生もいました。
マクロファージは高校生物の免疫のところで習う内容です。
なのでもし学年通り習っていたら、高校生まで待たなくてはなりません。
また、
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幽霊っているの?
と聞いてきた子もいました。
この疑問には、もはや科目も学年も存在しません。
これらの科目や学年にとらわれない疑問を抱くのは子どもにとって普通なことで、毎日たくさん寄せられています。
それらに対して、しっかりと向き合って、学年の枠を超えた内容でも教えていました。
すると不思議なことが起こります。
学年をはるかに超えた難しい内容、教科書にないようなことの方が、子どもは興味を示すのです。
そして、自分で調べたり、解いてみたりと、勉強し始めるのです。
しかしこうなるともう一つ邪魔なものが出てきます。
それが料金による区分けです。
科目や学年による縛りはもちろん、指導時間に縛りがあると、くだらない質問をできなくなってしまうのです。
すると、次第に考えること自体をやめていってしまうんですね。
そこで、子どもが料金のことを気にしなくてもいいように、ファイでは回数制と定額制を選択できるようにしました。
定額制では、科目も、回数も、時間も気にしなくていいので、疑問に思ったタイミングですぐに質問を送ることができます。
これにより、回数制と定額制の影響の差がハッキリと表れました。
やはり回数制を選択した子よりも、定額制、指導無制限を選択する子の方が、圧倒的に子ども達の質問や相談の自由度が高くなるのです。
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そのため、現在ファイでは回数制を廃止し、定額制を標準としています。
ぜひ時間制、回数制から脱却して、定額制の効果を実感して下さい。