勉強させない、無理しない、勝手に学ぶ子に育てるための指導方針
勉強させない、無理しない、勝手に学ぶ子に育てる指導方針のまとめ
オンライン学習法指導塾PHI(ファイ)|幼児教育から小学生・中学生・高校生の受験勉強まで対応
勉強させない、無理しない、勝手に学ぶ子に育てる指導方針のまとめ
「社会は暗記科目」
「公式は暗記しておくこと」
ほとんどの塾や先生は暗記することが成績アップの近道だと教えます。
確かに間違いではありません。
暗記できれば断然有利になります。
しかし暗記という近道は、記憶力の限界が来た時に成績の限界が来るのです。
あなたが憧れている理想的な受験生像は、受験が近づくにつれて成績が上がっていき、志望校に合格する姿でしょう。
無理もありません。
受験の世界は美しい合格体験記であふれかえっていますから。
しかし多くの方が直面する現実は、「伸び悩み」か「転落」です。
実は受験に置いて、第一志望に合格できる子の割合は1割もいないと言われています。
志望校変更も加味すると、現実的には当初の第一志望に1%も合格できていないと言われています。
そしてその原因は記憶力競争に身を置かせたために起きているのです。
ファイにはそんな伸び悩みをした受験生が多く訪れます。
そして当時のことを振り返り、こういいます。
あんなの勉強じゃない。全然楽しくなかった。もっと早くこんな勉強をしたかった。
何も難しいことはしていません。
ファイでは丸暗記を禁止しているのです。
年号も公式も、丸暗記したら叱り飛ばします。
中身を知らないことを覚えて何の意味があるのでしょうか。
だから中身に重点を置いて勉強をさせます。
すると暗記しようとしなくても、覚えてしまうのです。
ファイのテストを紹介しましょう。
え!?そんなことまで知っていなければいけないの!?
いいえ、これは知っていなければ解けない問題ではないのです。
実は考えればわかることばかりなのです。
逆に言えば、ファイの問題は、丸暗記では絶対に答えることはできません。
だからしっかり考え、学ぼうとします。
それが本質を見抜く思考力につながり、勉強を楽しくするのです。
難しいから好きになる!
優しい問題からステップアップしていくと、一見解けるようになった気がします。しかし、今の問題集は効率化とシステム化が過度に行き過ぎているため、誘導されるがままに練習していけば、そこそこの問題まで解けるようになってしまうのです。これは実は理解していなくても、手法だけ真似すれば解けてしまうことを意味しています。
解けるならいい気もしますが、このやり方では、記憶力のキャパをオーバーした時点から転落が始まります。
ファイではそのステップアップを取らず、いきなり本質を問う経験をさせています。一見難しそうですが、この方が子どもは興味を持ち、頭を使います。これが勉強にも通じてくるのです。
よく「子どもは勉強が嫌い」と耳にします。
しかし本来子どもは勉強が大好きなのです。
それなのに嫌いになってしまうのはなぜでしょうか。
実は勉強が嫌いになるご家庭には典型的な特徴があるのです。
その一つが、子どもの疑問を無視しているということです。
子どもの「なんで?」を無視していませんか?
「いい加減にしなさい!」
「そんなことどうでもいいでしょ!」
「今はこれをやりなさい!」
「とにかく覚えればいいの!」
時間に追われてついついやってしまいがちですが、こどもの「なぜ?」を無視すると、子どもの思考力は奪われていきます。
「どうせ〇〇」
「結局〇〇」
このように考えることをやめてしまい、結果的にやらされる勉強に興味を失っていきます。
これが成績を押し下げる要因にもなっているのです。
そして一度勉強が嫌いになると、なかなか元には戻りません。
ちょっとやそっと諭したところで全く聞いてくれないのです。
そこでファイが行っているのは、子どもの疑問に徹底的に付き合う、ということです。
どんなにくだらない疑問でも、真剣に、徹底的に考えます。
それがテキストにないようなことでも、です。
「幽霊っているの?」
「泡ボトルって何で泡で出てくるの?」
「なんでピンクとか紫のほこりってないの?」
「せっかく広いのに、なんで『ボール遊びしてはいけません』なの?」
「学校の先生が同じことを注意するのに、男子には厳しいのに女子には優しいのはなんで?」
「赤ちゃんって何でいちご好きなの?」
「夜は寝たくないのに、朝は起きたくなくなるのはなんで?」
これらは実際にファイで子ども達が聞いてくる疑問の一例です。
子ども達は日々、このような教科書や受験とは無関係なふとした疑問ばかり送ってきます。
こういうふとした疑問に対して、真剣に一緒に考えるのです。
するとどうでしょう。
子ども達は真剣になって考えるのです。
こうすることで、「考え方」や「考える癖」が身についてきます。
結果的にこれが勉強でも活かされるようになってくるのです。
オンライン指導ならではのメリット
オンライン指導では、親も指導内容を一緒に見ることができるため、どのような指導をしているのか、親も見ることができます。授業も親子一緒に受けることができます。そのため、親もファイの接し方を真似することができるのです。
また、親子で同じ授業を受けることで、授業の内容も親子で共有できます。すると授業外でも共通の話題を持つことができ、ファイの授業や指導をご家庭内に持ち出すことができます。こうすることで、子どもも学びやすくなり、無理なく勉強できるようになっていくのです。
学校でも塾でも、学年や科目で区分けした勉強を教えています。
しかしその区分けは大人の事情であり、子どもが興味を持つものには、学年や科目の区分けはありません。
例えば
何で台風って来るの?雨に濡れるし、嫌なんだけど。
と言っている小学3年生の子がいました。
この子とは、台風の話をしました。
台風が勉強として出てくるのは、小5の理科です。
しかし疑問を持つと、小3でも理解できてしまいますし、どんどん追求してしまいます。
例えば、
「低気圧の上空は高気圧になっています。」
と、受験用のテキストには書かれていますが、その理由について説明できる子は中学生でもいません。
それどころか、塾で教えている先生ですら、説明できない先生が多いのです。
でもこの小3の子は気圧の原理を理解しているので、スッと理解して、ちゃんと説明できたのです。
このように、興味があれば、中学、高校を超えるような内容でも、理解してしまうのです。
また、この子は台風をきっかけに学んだに過ぎないため、その学習範囲は理科には留まりませんでした。
台風の原理から熱や状態変化に興味を持ち、台風の発生場所や通り道から、災害、地理に興味を持ちました。
さらに災害を調べている過程で、自衛隊に興味を持ち、国防、戦争、憲法、世界大戦にも興味が広がりました。
そして災害から地震へとつながり、地震警報、その予知の仕組み、震源の距離と到達時間から、比例を学んでいました。
この子は実際に地震で揺れたときの初期微動継続時間から、震源がどのくらい離れているかを予想して楽しんでいました。
これは算数や数学の内容そのものですね。
こうなると、中学受験程度の内容は簡単に理解できてしまうんですね。
点数のためにテキストで台風を勉強するのと、台風に興味を持ったタイミングで台風をきっかけに勉強するのとでは、これだけの差が生まれるのです。
そのため、ファイでは学年や科目の枠に縛られず、子どもが興味を持ったものを、興味を持ったタイミングで勉強していくようにしています。
思考に制限をかけない!
学年や科目の枠は、子どもの成長に合わせて作られたものではありません。大人の都合でシステマチックに指導するために作られたものに過ぎないのです。そのため、ファイでは「どんなにくだらないと思うことでも、疑問のまま残さずに、自由に質問しなさい。」と話しています。
また、点数のために勉強すると、勉強する内容が決められてしまい、思考にも制限がかかってしまいます。これが興味を失う要因の一つになっているのです。カリキュラムは効率よく点数を取るためのものであって、子どもの興味を満たしてくれるものではないのです。だからファイでは点数やテストのための勉強はせず、好きなものを好きなだけ勉強することを推奨しているのです。
子どものノートが汚い。
綺麗すぎる。
あなたはお子様のノートをみてどう感じているでしょうか。
ノートをただ板書を写したり、宿題をやるために使っている子は少なくありません。
それもそのはず。
ノートの作り方を教えてくれることはまずありませんから。
ノートのつくり方は散々話していますし、綺麗に書くようにも言ってきました!
そういう方が多いのですが、その作り方というのは、塾で指示された全員一律のノートの取り方だったり、「東大生のノート」みたいな本に書いてあることの真似事だったりしませんか?
真似して試してみるのは賛成です。
しかし、それらのノートはそのノートで成功した人に合っていただけであり、あなたのお子様に合うノートの取り方かどうかは別問題なのです。
ノートだけ綺麗で頭の中は真っ白。
性格に合っていないノートの取り方は、こんな結果になってしまうのです。
例えば、ファイではこのような指導をしています。
いずれもいわゆる綺麗なノートではありません。
しかし、性格に合ったノートの取り方を身につければ、頭には綺麗に残るのです。
そのため、ノートが変わるだけで、成績も変わっていくのです。
日々のノートチェックができるのはファイだけ!
ファイでは、毎日実施したノートを送ってもらっています。
この日々のノートチェックで学習状況や精神状態を把握しているからこそ、今何をするべきかを適切にアドバイスできるのです。
オンライン授業を行っている塾は沢山ありますが、時間制限や科目制限がある一般的な塾や家庭教師ではノートチェックが出来ません。
また、ノートをチェックするスキルを持ち合わせている先生も、ほとんどいません。
できないので、大手の塾ですら、ファイに分析を依頼をしてくるのです。
教材はどの教材がいいのでしょうか?
これは毎月誰かが相談してくるぐらい、よく聞かれる質問です。
ネットや塾の親友達の間でも「〇〇の教材がいいって言われた!」という話はよく飛び交います。
しかし!
実は教材なんて何でもいいんですね。
どれを使ってもうまくいく子はうまくやりますし、どれを使ってもダメな子はダメ。
成績の良し悪しは教材の差ではなく、使い方の差なのです。
例えば計算ドリルを思い浮かべてみて下さい。
書店に沢山並んでいますね。
なぜあんなに沢山の種類があるのでしょうか。
もしたった一つ、非常に優位性があるドリルがあったとしたら、それ以外は売れないのですから、並べる必要はないと思いませんか?
つまり、沢山種類があるということは「どれも変わらない」というのと同じなんですね。
よってその教材を、子どもの性格や考え方にあった使い方で使いこなせるかどうか、がポイントになるということです。
ファイでは日々のお子様の様子はもちろん、どんな勉強をしているのかも分析しているため、テンプレ的な使い方ではなく、お子様に合った使い方を提唱しています。
そのため、無駄なく、迷いなく勉強が進められるのです。
子どもが全然勉強しないし、やっても集中していない。
でもゲームはずっとやっている。
これは珍しいことではなく、あるあるな話です。
実際ファイでもよく相談を受けます。
これを逆にできたらどんなにいいことか...
実は逆にするのはそんなに難しいことではありません。
子どもの興味や性格に合ったやり方をするか、塾に合わせたつまらない勉強スタイルを押し付けるか。
ただそれだけの差なのです。
ファイの実例をお話しましょう。
毎日ゲームばかりやっている男の子がいました。
いい加減勉強しなさい!
お母さんはカンカン!
毎日、壁に穴が開くほどのバトルが繰り広げられます。
そんな子をファイで見ることになりました。
お母さんとしてはゲームばかりやってないで勉強して欲しい。
しかしもうかなりの中毒気味だったんですね。
私はゲームを止めさせることを止めさせ、勉強させることを止めさせました。
さて、この子はその後どうなったと思いますか?
そのままどうしようもない子になってしまったでしょうか。
この子はその後、ゲームを通じて外国人と英語でコミュニケーションを取るようになりました。
そしてゲームのシステムに興味を持つようになりました。
自分で英語とプログラミングの勉強を始め、さらに社会の仕組みについて勉強していくようになりました。
その結果、中3では「エンジニアになる」と言って、長期留学に行ってしまいました。
勉強は点を取るためにするものではありません。
自分のためにするものです。
それを一番実感できるのが、楽しい瞬間なのです。
一見遠回りのように思えますが、自分のために勉強する子は強いですよ。
惰性で勉強している子をあっという間に抜き去っていきます。
ファイの指導方針は非常に気長です。
「そんなんじゃ受験に間に合わない」と感じるかも知れません。
しかし、受験に間に合っても、勉強しなくなって失速していく子が多いのが今の受験教育システムなのです。
ファイでは日々の様子ややったものをLINEで送ってもらうことで、お子様の興味や性格を分析し、最適な勉強スタイルをアドバイスしています。
今の勉強方法に疑問を持っている方、空回りしている方は、ご連絡下さい。
自分のための勉強に持っていく方法をご提案致します。
塾は子どもを入れるもの。
それは普通の塾の話です。
ファイでは親のサポートこそ、子どもの勉強に通じてくると考えています。
そのため、日々のやり取りはもちろん、お子様とのやり取り、授業に至るまで、全て親も一緒に見られるようにしています。
もちろんお子様の様子や気になることも、日々送られてきます。
さらにファイの特徴として、遊んでいる様子や、お子様と話したことも送ることができます。
これにより、お子様の本質的な部分がわかるようになるため、子どもとどう接すればいいのか、どんな話の振り方をしていくといいのか、もアドバイスできるようになります。
育児書を読んでいる方は多いのですが、実際やってみるとうまくいかないという方も多く、どうすればいいのか、という疑問にストレートにお答えできるため、子育てに迷いがなくなった、というお話を沢山頂いています。
うまくいかないという方は、試しに一度相談してみて下さい。
どうしてうまくいかないのか、どうすればいいのか、無料で相談することができます。